IEEE SPECTRUM
IEEE(アメリカにある世界最大の電気・情報工学分野の学術研究団体)が発表したTop Programming Languages 2019のざっくりとしたまとめです。
IEEE Spectrumにて、 「CareerBuilder」「Google」「GitHub」「Hacker News」「the IEEE」「Reddit」「Stack Overflow」「Twitter」の8つのソースから集めたデータや言語の利用状況を元に独自指標で重み付けされたランキングになります。
学術研究団体における人気プログラミング言語2019


最も人気な言語はPythonになっています。ソース元によると膨大なライブラリによる拡充性が大きいとのことです。特にコンピュータサイエンス(AI分野や機械学習等)部門からの評価が大きかったようです。
2位はJavaがランクインしています。オブジェクト指向言語でありプラットフォームの制約を受けずにどのような環境でも採用しやすい点と、現在稼働しているしているシステムで、最も選択された言語である点が評価されています。
3位のC言語は圧倒的な計算速度が高い評価を受けており、計算に高いパフォーマンスを要する分野でほぼ必須とも言える採用をされています。
「Web」「Enterpise(企業系システム)」「Mobile」「Embeded(組み込み)」の4ジャンルで絞り込んだり、トレンド(言語の将来性)、業務ニーズやオープン度合、カスタマイズ性などの指標にもとづいたランキングも公開されています。
学術研究団体という観点ですので、ビジネスで用いるアプリ開発とは異なりますね。
個人的にはビジネスで使用される開発言語はまだまだJavaが多いという印象です。
(Written by Takahama)