【ゲーム開発/システム開発のご相談なら】

Pixel FX Designerの使い方 ~応用編②~

皆さんこんにちは、キャイDです。
本日もエフェクト作成ツール「Pixel FX Designer」の機能解説していきます!
今回はMOTIONの項目を見ていきましょう!

MOTION

まずはMOTIONのタブを開きましょう。



MOTIONの項目では今までマウスで動かしていたパーティクルの軌道やsin波を用いた上下左右の揺らぎ、パーティクル同士のぶつかりなどを設定することができます。

設定項目の概要
■Pathing
・マウスの右クリックでポイント追加
・マウスの左クリックでポイント移動
・Delでマウスに一番近いポイントの削除
Mode…モーションの動き方の設定
Delete Path…パスの全削除
Easing…イージングカーブの種類を選択できます
■Movement Effects
Horizontal Sine…水平方向の揺らぎを追加
Hor.Sine Time…水平方向の時間設定
Vertical Sine…垂直方向の揺らぎを追加
Ver.Sine Time…垂直方向の時間設定
Circle…円形状の動きを追加
Circle Time…回転動作の速さ設定
■Particle Repel Amount
Repel Amount…パーティクル同士でぶつかった際の跳ね返りの強さ


■Pathing


パスという点をつなげて、動きを付ける機能です。
Altキーと右クリックを押すことでパスを追加することが出来ます。
パスを追加した状態で再生すると、パスの線上にパーティクルが生成されます。

Altキー+左クリックでパスの移動、Delキーでパスを消すことが可能です。

■Mode


Modeは再生の方式を変更することが出来ます。

・Stop
最後のパスまで到達した場合はその場で停止します。

・Continue
最後のパスまで到達した場合は最初のパスに戻ります。

・Reverse
最後のパスまで到達した場合は最後のパスから最初のパスに向けて再び動きます。

・Restart
最後のパスまで到達した場合は最初のパスに戻ります。

ContinueとRestartはほぼ同じ用ですが、何か違いがあるんですかね…?

■Delete Path
Delete Pathは押すとパスをリセットすることが出来ます。

■Easing
Easingは動きの緩急を設定することが出来ます。
イージングカーブについては是非こちらのサイトを参考にしてみてください。

■Movement Effects
ここの設定項目は、水平、垂直の揺らぎ、円形状の動きを追加することが可能になります。
Horizontal Sine、Vertical Sine、Circleの値からどの程度付与するか、
Timeから速度を変更することが出来ます。


■Particle Repel Amount


これはパーティクル同士をぶつけることが出来るようになる設定です。
Repel Amountから数値を設定してパーティクル同士の重なりを防ぐこともできます。

BASICではその場で止まる設定にしてますが、Repel Amountを設定することでぶつかり合い、全方向に広がります。

MOTIONの解説は以上になります。
ここまでの内容で、Pixel FX Designerの機能はほぼ紹介できたかと思います。
あとは物理演算、タイムラインの機能がありますが、今回までの機能を押さえておけば様々なエフェクトがもう作れますよ!
次回はゲームで使えるエフェクトを実際に作りながら解説したいと思います!
それではまた次回!